失敗しない太陽光発電購入ガイド

電気の売り方には「全量売電」と「余剰売電」の２種類の方法があります。

 
・１０ｋｗ以上ならば「全量売電」（発電した電気は全て一旦売電する）
 

・１０ｋｗ未満ならば「余剰売電」（発電した電気を家庭で使用し、残った電気のみ売る）

となります。

 結果から先に言いますと、

「全量売電」の方がお得です。

理由①：発電した電気の買取価格固定期間が２０年と余剰売電の倍の期間ある。

理由②：発電した電気を全量売るため、売電単価が購入単価より高い効果が十分に発揮される。

よって

 屋根などの設置するスペースが足りるならば、１０ｋｗ以上の太陽光発電を設置し、「全量売電」にすることをお奨めします。

 詳細は以下のようになります。

 全量売電

 発電した電気は全て売電し、家庭で使用する電気は電気会社から別途購入する売電方法となります。
 　

メリット

 ・売電価格が購入価格より高い現在は、売る電気量が多くなるためお得になります。

・売電価格固定期間が２０年となり、10ｋｗ以下の倍の期間、売電価格を保障してもらえます。

デメリット

 ・売電単価が余剰売電より低くなります。

・10ｋｗ以上の容量をもつ太陽光発電を設置するだけの屋根のスペースが必要であり、屋根の面積が足りない場合は設置できません。

 余剰売電

 発電した電気を家庭で使用し、余った電気を売電する売電方法です。

メリット

 ・電気の売電単価が全量売電より高く設定されている。
 　
 
・屋根の設置スペースが少なく、10ｋｗ以下の容量の太陽光発電システムとなった場合でも契約可能。

デメリット

 ・売電価格固定期間が10年となり、10ｋｗ以上の全量売電に比べると半分の期間である。

・家庭で使用する電気量が多いと、売電が発生せず、売電価格が購入価格より高いというメリットを生かせない。
 

以上の内容より、出来れば10ｋｗ以上の太陽光パネルを設置し、全量売電にしたいところですが、かなわず余剰売電にしたとしても十分に効果はあります。
 
 
「余剰売電」だとしても、太陽光パネルは多く設置すればするほど、将来の利益は増大します、出来るだけ多くの太陽光パネルを設置しましょう。




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