太陽光発電を設置しようとしている住宅を建設施工した業者にも確認しておく点があります。
・屋根の塗装
先の記事の屋根の素材の表で、表中に黄色で塗りつぶしている素材の屋根は、太陽光発電設置前に屋根の再塗装が必要かどうかを、自宅を建てた建設業者に相談し、検討しなければなりません。
家の外装は、15~20年毎に再塗装が必要になってきます。
自宅の大きさにもよりますが、再塗装費用は、外壁と屋根を合わせて100万円程度になる場合もあります。
太陽光発電システムを設置すると、屋根の塗装が出来なくなりますので、塗装が必要な場合は、設置前に屋根部分だけでも塗装をすましておく必要があります。
太陽光発電システムの設置に関係なく、家を長持ちさせる為には必要な費用ですので、家を建築した業者にお問い合わせください。
・住宅の耐久性の確認
自宅の構造上、太陽光発電システムを設置して問題が無いかを住宅の建設施工業者に確認したほうがいいでしょう。
屋根に設置するパネルの量にもよりますが、強度的に不安がある住宅も存在します。
まだ設置する太陽光パネルの種類も量も決まっていないので、相談程度で最初はかまいません。
住宅の耐久性として太陽光発電システムの設置に問題ないかの確認をとってください。
「耐震上や強度的に問題があります」と後になって言われては、せっかく進めてきた太陽光発電システムの準備にかけてきた労力が無駄になってしまいます。
ですから、太陽光パネル設置は強度的に絶対ムリといわれるかどうかだけの確認でかまいません。
具体的な屋根に乗せるパネルの枚数や重量が確定したら、太陽光発電設置業者から住宅の建設業者に厳密な確認をとっていただくことになりますので、その点は後ほど、ご説明させていただきます。
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