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屋根の方角・傾斜による太陽光パネルの発電効率

太陽光パネルの設置する方角と角度が発電効率にどのように影響するかをご説明いたします。


 
・設置方角


太陽光パネルは南面に設置するのが最も発電効率が優れています

 
しかし、家の方角によっては、南面ばかりに設置することは難しいと思います。


では、太陽光パネルは南面以外に設置した場合、どの程度発電量が落ちるかといいますと、
 


 


このように、北面にいたっては発電量が63%と非常に低いので、北面に設置しても投資回収に時間がかかってしまいます。


 又、北面に設置するとメーカー保障の対象から外すメーカーもあります。


更に北側に設置をしますと、太陽光が反射して近隣住宅に反射光が当り、苦情になるケースが多く、北側の太陽光パネルを後から外さないといけなくなる場合もあります。


よって、北・北西・北東へのパネル設置は絶対避けるべきです。


 又、北側への設置を勧めてくる設置業者が万が一いたら、その業者はお客をだます危険がありますので、その業者での設置はやめたほうが良いでしょう。

 

・設置角度

 

 次に、設置角度が変わると発電効率はどのくらい変わるかといいますと、
 

   
   
  
 
以上の内容から、設置角度30度が理想といえます。


設置角度は傾斜している屋根ならば、ほとんどの場合、10度~50度の範囲内でしょうから、ほとんど効率は変わらないので気にする必要はありません。


但し、平面の屋根に設置する場合は、土台を組み立て、その上に太陽光パネルを設置しますので、設置角度を設定する必要があります。


 欲を言えば30度が良いのですが、設置角度を上げると台風等の強風で太陽光パネルが破損する可能性も出てきます。


よって、平面に設置する場合は、設置業者に故障の際の修理保険の対象が何度までなのかを確認し、その範囲内で30度に近い形で設置するほうが良いでしょう。


 又、確認した内容は、保険契約もしくは設置契約をする際に、必ず文章に


 ・保険対象のパネル設置角度の範囲
・設置した太陽光パネルの設置角度


 以上2点が明記されていることを確認して契約し、契約書は大切に保管してください。
 
 
 
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太陽光パネルの種類別特徴

太陽光パネルには構造上、様々な種類があります。その中で一般的な種類をご紹介します。
 
 


続いて、メーカー別の特徴をご紹介します。


   



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太陽光パネルメーカー別の特徴

太陽光発電のメーカーは国内海外と多数有り、それぞれの特徴をひとつづつ理解するのは非常に多くの時間が必要になります。


そこで、状況に応じたお勧めの太陽光パネルを次ぎのページでご紹介させていただきますが、ご自身でじっくり検証したいという方向けに、このページでは参考になるサイトを下記にまとめてみました。
  
  
下記のサイトの情報を検証した結果の状況別ベストメーカーは次のページで説明いたします。

  
  
・SBエナジー㈱(ソフトバンク関連会社)太陽光発電実測データ公開サービス
  

国内で唯一、同一条件で各社の太陽光パネルを実際に設置し、性能比較している会社のデータ公開サービス


   SBエナジー㈱ 太陽電池発電システム測定結果収集システム
 
 SBエナジー㈱ 帯広・苫小牧 太陽光発電試験場運転状況レポート

 
ソフトバンクが2012年1月末から始めた、太陽光発電パネルの発電データ公開サービスです。北海道の帯広市と苫小牧市に発電試験場を設け、国内外10社の太陽光発電パネルを設置。各社のパネルの発電量データを自社ホームページ(HP)にリアルタイムで公開しております。


ただし、注意すべきは2012年時点の各社の太陽光パネルを使用しておりますので、最新のパネルの発電性能比較ではありません。


しかしながら、現時点では各社の太陽光パネルの性能差(技術力の差)を検証するデータとしては非常に有効なデータです。


・価格com (太陽光発電)


価格com(太陽光発電)

太陽光システムの設置価格や売電による光熱費削減実績などが掲載されているサイトです。


最近の購入価格や、規模・屋根の方角等の違いによる設置例の参考になります。



・各社メーカーサイト

ソーラフロンティア     1KW当り実発電量NO1

パナソニック     熱に強い、面積当り発電効率トップクラス

東芝         面積当り発電効率NO1 高額パネル

シャープ       三角形パネルで屋根を無駄なく活用

三菱電機        三角形パネルで屋根を無駄なく活用

京セラ         1パネル小さく、屋根スペース有効活用

カナディアンソーラ

サンテックパワー

カネカ


   



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おすすめ太陽光パネルメーカー

私が先のページで紹介した様々な記事やデータを基におすすめする太陽光メーカーは次の内容になりますが、状況によって順位は異なります。

 
おすすめ太陽光パネルメーカー 


①10kw以下もしくはソーラフロンティアでも10kw以上の設置が可能の場合

1位 ソーラフロンティア
 

2位 パナソニック

3位 シャープ・三菱
 

②ソーラフロンティアでは10kw以上の設置が困難であるが、他のメーカーならば可能な場合


1位 パナソニック

2位 シャープ・三菱


 
③太陽光パネルに影がかかる、霧、雪等悪条件の心配がある場合

1位 ソーラフロンティア

他はおすすめしません



説明 : ソーラフロンティア

ソーラフロンティアが採用しているCISパネルは朝や夕方、曇り、パネルの一部に電線等の影がかかっているといった悪条件の影響を受けにくい。結果として、同じkwのパネルで比較すると、他のメーカーより10%程度多く発電していることが、先のページで紹介したソフトバンクのデータから伺えます。


よって、上記のような悪条件の場合は迷わずソーラフロンティアを選ぶべきでしょう。



見積もり時に各社のシュミレーションをとって、発電量の多いメーカーを選んだとしても、シュミレーションには電線の影等の悪条件は考えられていません。


前に説明しましたが、単結晶や多結晶系の太陽光パネルは影が電線等の細い影で、パネルの一部分にしかかかっていなかったとしても、大きく影響を受け、発電量が低下します。


ですから、そういった悪条件が懸念される場合はソーラフロンティアにするべきでしょう。


影等の心配が無い場合、設置する住宅の屋根に設置出来る最大規模の容量を各社で見積もり、発電シュミレーションを見積もり時に取り寄せ、発電量予測から選ぶのが良いのですが、ここで注意が必要なのは、ソーラフロンティアはメーカーがシュミレーション値を低く出すようにしているようです。
 
 
私が取り寄せたシュミレーションを基に、先のページで紹介したソフトバンクのデータで計算しなおすと、ソーラフロンティアは他社の予測値より18%程度低くシュミレーションによる発電量を出しているようです。


これは、太陽光パネルにとっての悪条件は計算できないため、理論数値と実測数値の差からそうなってしまっているのですが、比較する側から見ると非常に惑わされます。


ですから、ソーラフロンティアのシュミレーション発電量は18%ほど上げて比較したほうが良いでしょう。


 しかしながら、ソーラフロンティアのCISパネルはkwあたりのパネル面積が大きく、設置面積が多く必要なのが欠点です。
  
  
 ですので、発電シュミレーションをとり、ソーラフロンティアの発電量を1.18倍にしても、他社のほうが発電量が多いならば、他社のほうが発電するということになります。



説明:パナソニック


パナソニックの太陽光パネル、HITはハイブリットタイプの太陽光パネルで、熱に強い特性があります。
  

太陽光パネルはパネル温度が上昇すると発電効率が低下する傾向があります。


夏の日中、太陽光パネルの温度は80度を超え、その環境下では従来のパネルと比較するとHITは13%発電量が上昇するデータがあります。


もちろん、 太陽光パネルの温度が上がる、1日でも限られた時間だけの差ですが、年間にすると大きな差となります。


通常の太陽光パネルの温度の時でも、発電効率はトップクラスなので、面積あたりの発電効率にこだわる人は、是非パナソニックのHITにするべきです。
 


説明 : シャープ・三菱



 しいて言うなれば京セラもですが、性能的に特にどのメーカーが飛びぬけて優れているというわけではありません。


デザイン、価格等で比較したので問題ありません。



    
 
 
 
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太陽光発電の見積もりをスムーズに行なうための準備物

各太陽光設置業者への見積もりを依頼する際、スムーズに多くの業者から見積もりをもらえるように、次の物を用意しましょう。



準備資料

①太陽光を設置する家の立面図

②電気の使用量と料金(月別1年間分)


 同時にオール電化も行なう場合は、合わせて、

③ガスの使用量と料金(月別1年間分)

④ガス給湯器の種類(ボタンひとつでお湯が自動でたまるタイプかどうか)
 

   詳細は以下の内容となります。

 

①太陽光を設置する家の立面図


 太陽光パネルがどの位の量が設置できるかと、方角による発電効率を知るために必要になります。

 

 立面図とは建物の4面の外観をあらわし、建物の大きさ(寸法)、外装の仕上げや屋根の仕上げなどを記載している図面です。
 
 
   
このような図面で建物の4面とその方角(南面、南東面 等)、縮尺等の記載により、実物のサイズが分かる状態の物が必要です。


 家を建てた時の書類として必ず存在する物です。


これが無い場合は、太陽光設置業者の合い見積もりをする時に、1社づつ自宅に呼んで採寸してもらうか、どこか1社に採寸し図面を出してもらい、それから他の業者にその図面を渡すということになります。


②③電気代・ガス代の使用量と使用料金


 太陽光発電や同時にオール電化にした際の利益をシュミレーション(予測計算)するために必要となります。


 理想を言えば、月ごとで1年分の

 ・電気料金(円)と電気使用料(kw)

 更に、同時にオール電化にする場合は、月ごとで1年分の

 ・ガス料金(円)とガス使用量(㎥)

が分かれば正確な太陽光発電システム購入後の利益予測が出来ます。


もし、1年分そろわなくても、太陽光業者の方で、月ごとの傾向を持っていますので、何か月分かの請求書なり資料があればシュミレーションは可能です。


④お風呂の湯沸かし器のタイプ


同時にオール電化をする場合は、お風呂のガス湯沸かし器をエコキュート(電気湯沸かし器)に変えることになります。


この際、ボタンひとつでお湯はりが出来るタイプのガス給湯器で無い場合は、浴槽にの側面に穴を開ける工事費が必要になります。


 見積もり依頼時に文章でかまいませんので、湯沸かし器のタイプを太陽光業者にお伝えください。



    
  
  
 
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プロフィール

HN:
太陽光アドバイザー
性別:
男性
自己紹介:
始めまして、太陽光発電アドバイザーの大内と申します。
太陽光発電を失敗しないために是非、参考にしてください。

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