オール電化にする際に、機器を選ぶ際のポイントを説明させていただきます。
・エコキュート
夜間の安い電気を使用してお湯を沸かしておくのがエコキュートです。
このエコキュートがオール電化における、光熱費削減のメインになります。
日頃使用するお湯の量を記憶して、無駄なお湯を作らなくする機能がついています。
機器を選ぶ際のポイントですが、まず、家族構成の人数によって設置するタンクの容量を決めましょう。
タンク容量 |
家族人数 目安 |
550リットル |
5人~8人 |
460リットル |
4人~5人 |
370リットル |
3人~4人 |
300リットル |
2人~3人 |
上記の表は、1日に、お風呂のお湯はり1回、家族全員が1日1回お風呂でシャワーを8分程度使用し、洗い物や洗顔で家族全員がお湯を使用した場合でのタンク容量になります。
注意する点は、
タンクの容量は、1段階大きい物に変えても2~3万円の購入費用のUPしかないですが、日々の光熱費はタンクが大きいほど必要高額になりますので、適正な大きさのタンクを選んだほうがいいでしょう。
仮に、帰省等で一時的に家族が増えた場合でも、予約設定で一時的に多くお湯を用意しておくことが可能なので、毎日お湯を使用する人数でタンクの大きさを決めたほうが良いでしょう。
2階のお風呂の場合はパワーポンプタイプを選択する必要があります。
エコキュートは軒下などの雨風の当らない場所に設置したほうが長い目で見ると長持ちします。
洗浄機能付きのエコキュートの方が清掃の手間が無くなりますのでお勧めします。
たまたまお湯を使用する量が増え、日中にエコキュート内のお湯が足りなくなってきた場合、昼間の電気を使ってお湯を作り始めますのでお湯が使えなくなるという事態はほぼありません。
・IHクッキングヒーター
電気調理器用のなべやフライパンでなくても使用できる物や、魚を焼くグリルがついたモノなど、様々なタイプがあります。
IHクッキングヒーターは、実際にどのような料理や使用をするかによって大きく用意すべき物が異なります。
実際にキッチンで料理をされる方にカタログを渡し、選んでもらうのが最も良いでしょう。
その際、押さえておきたいのは、調理器具をIH用の器具を買い揃えるのか?それとも従来の従来の調理器具を使えるタイプのIHクッキングヒーターにするかという点です。
各メーカーでは、IHクッキングヒーターのカタログに、調理器具も載せています。
どちらがお徳かといいますと、現在もっている調理器具の数によりますが、
片手なべ2個、両手もちなべ2個、やかん、フライパン、玉子焼き用、セイロ、以上8点程度で良いのであれば、おそらく5万円以下でそろえることが出来ますので、調理器具を新しく購入しても、そんなに差はありません。
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